不動産とは個人資産の最大の価格のものですから　売却にかかわる小さな差が大きな金額となる為、少しでもいい条件で売却したいと考えるのは　誰しもそう思います。

 

最近では、インターネットで不動産売却　の関連で検索すると　その成功のコツ、賢い売却の方法等が記事として書かれています。

 

ここに掛かれている記事の共通点を探してみると　

 

なんと・・・・

 

共通点があります。

 

それは

 

 

かならず、複数の不動産会社に査定を依頼をかけると良い

 

と　書かれています。

 

たしかに。。。　沢山の不動産会社で査定をすると　その不動産会社の査定に間違いがあって　他より高い金額を付けてくれる不動産会社がいるかも？？・・・

 

そうなれば、ラッキー！！！

 

また、不動産会社ごとに売却方法が違って　高く売れるかも？！！　期待できるかも！

 

と考えるのかも知れません。

 

残念ですが、錯覚です。。

 

整理してみますと。。

• 沢山の不動産会社で査定し　一番高い金額を探す
• 不動産会社によって　売れる価格が違い　高く売れる会社を探す

 

 

気持ちはよくわかりますが、

残念ながらそのような事が無いのが不動産の売却です。

 

その理由は？

• 沢山の不動産会社で査定し　一番高い金額を探す

 

不動産の買取り価格を査定して出してもらうのであれば、1円でも高く　より良い条件の不動産会社をさがすべきです。

 

しかし、不動産の査定は買取の価格ではありません・・・・

 

えっ・・・そうなの？　知らなかった！？　

 

という方結構多いと思います

 

不動産というのは需要と供給で価格が決まる　相場で取引されています。

そこに、売主自身が市場に物件の価格を付け　市場競争する

これが不動産の売却です。

 

ですから、査定金額が高くても　市場価格とかけ離れた価格なら　売れ残り物件　他の物件の売却をお手伝いする引き立て役　つまり、咬ませ犬状態にしかならないのです。

 

 

では？なぜ？複数の不動産会社から査定を依頼をかけたほうが良いのか？

　

はっきり言ってこの記事を書いているのは　広告会社です。

 

この広告会社の特徴は　「高くうれた！」「こんなに得した！」とのキャッチコピーで宣伝しており、4社以上、6社、中には10社　に一括で簡単に依頼できる！

 

とかかれております。

 

なんとこの情報、つまりあなたの売却検討物件の情報が　不動産会社に情報売買されているのです。。。。

 

その金額も明確で　1万円　×社数　

つまり広告費用を不動産会社の反響課金単価で確保しているため　複数査定で無ければならないのです。

 

最低3社以上　とあれば　3万円　の売上　となるのです。

 

実際、3社以上必要なのでしょうか？

 

結論；適切な相場市場の動向と価格が数字で見ることができれば　不要です。

　裏を返せば　その動向が数字で見れない状況であれば、何社依頼をかけても一緒です。

 

• 不動産会社によって　売れる価格が違い　高く売れる会社を探す

なども　大間違いです・・・　気を付けて下さい。

 

 

株式投資を例にするとわかりやすいです。

 

お持ちの株式を売却する際　各社証券会社に手持ちの株が最も高く売れる価格の見積もりを取る　なんてしませんよね。

 

シンプルな話、どの証券会社でも　売れる価格は同じ・・　市場価格で売却されます。

 

不動産もおなじです。

 

カンタンに言えば　①市場の動向　価格推移など数字で提示できる事

②売主に合った親切な担当者　

この2つが重要だと言えます。

 

株式を売却するときに　数字が見えない　わからない状況では　価格などはわかりませんものね・・・

 

いずれにしても　根拠を明確にできる不動産売却価格を検討し、戦略的な売却を行うことが事が　もっとも高い価格で売却できる方法と言えますね。