なぜ？地域密着は高く売れるのか？

不動産を売却するときに高く売れる為の重要な要素が３つあります。

①売り出し価格が重要

不動産を売却する際、ひとまず、高めの価格で売り出して様子を見て価格を下げる方法を取られる方がいます。不動産会社として言えば、お客様の希望の価格で売り出すので、責任が無いわけですが、実際はこの方法は非常に大きな危険を抱えています。購入者は、物件を探す際、必ず「比較で探す」という行動にでますので、高い金額設定をしてしまうと、他の物件が売れる「引き立て役」となるという事になり、確実に売れ残ります。「売れなければ価格を下げればいい」と思われるかもしれませんが、価格を下げる＝売れ残りとなり、「売れ残り＝お得感が出ないと売れない物件」となってしまいます。
実は、地域密着していることが高く売れる理由は、その市場に対して真剣に向き合い、市場で取引されている物件価格をよく知り、更にデータベースを構築しいつでも今の状況がわかるようにしている結果、現在売り出し中の物件が、何日間売れ残っているのか？どうすると高く売れて、どうすると価格が下落するのかを把握することに注力しているからです。別の言い方をすると、地域密着で無い場合や「データベース」をもっていない売却戦略は、70％の確率で５％～２０％の損をしてしまうという事実があるのです。不動産価格は大きい金額ですのでたとえ５％の損だとしても数十万、数百万の損なんてこともあり得るのです。

②地域で探している顧客を沢山知っている

地域密着でかつ、不動産売買両方行っている会社の特徴は、「多くの顧客を持っている」事です。
多くの顧客は、今の生活商圏＝地域エリアで物件を探していますので、必然的に、そのエリアの不動産情報を沢山持っている会社に集まります。この、集まったお客さんの声、すなわち「お客様の希望条件」を生の声で聴いているのが「地域密着」の強みです。地域には、沢山の賃貸物件にお住まいの方や、生活便利施設や駅、学校など環境をよく知る住民が物件を探してるわけですから、物件の地域による特性と他の選択肢との比較をよく知ったうえで、「売り出す条件」を決める必要があります。この地域の住民の声と地域特性を知るのは、そのエリアに長年密着している会社やスタッフに限ります。

③取引データを徹底的に収集できる

不動産の売却時に需要なのは「不動産会社の営業マンの長年の勘」では残念ながらありません。親切な人の勘は信じたいのですが、実際は勘を当てにして失敗している多くのケースがあります。「私は長年やっていて、成功している」とおっしゃられる営業マンもいますが、適正な価格＝「市場の本日のリアルタイムの価値」を株式相場の様に把握することは、勘では不可能です。日経平均株価が長年の勘で表示されたら怒りますよね。金を売ろうと思ったら、本日の価格でなく勘で価格を決められたら損をするのは当たりまえです。大事な事は「市場の本日のリアルタイムの価値」を株式相場の様に把握することなのです。
その方法を行うには多大な労力を要します。地域の不動産会社にすべて電話で確認し、情報を毎日毎日更新し続けなければなりません。そうなると、地域に限定しないとその確認作業を実行するのは不可能だと言えます。
「不動産精密査定」では、スタッフが毎日毎日、600社を超える不動産会社に電話して、売却状況の確認を行っています。そのことにより「市場の本日のリアルタイムの価値」を株式相場の様に把握することを可能にしています。
それはまさに「不動産の取引所」。適正な価格を知ることで数十万円～数百万円の損から回避することができるのです。

私たちは住まいを通してお客様がより豊かにな人生をお手伝いしたいと考えております。お客様の大切な不動産の売買を通じてより豊かな人生を築いていただくために上記3つのことから地域密着している会社であることが非常に重要だと考えたゆまぬ努力を行い続けております。