解説! 平成30年8月の福岡市の不動産売却、大野城市の不動産売却データ、春日市の不動産売却データ、太宰府市の不動産売却データ、筑紫野市の不動産売却データを見てみると市場の動向
売 2018.0809解説! 平成30年8月の福岡市の不動産売却、大野城市の不動産売却データ、春日市の不動産売却データ、太宰府市の不動産売却データ、筑紫野市の不動産売却データを見てみると市場の動向
福岡市不動産売却 大野城市不動産売却 春日市不動産売却 について解説いたします。種別は、中古マンションの売却、中古戸建の売却、新築戸建ての売却動向、土地の売却の動向等です。
先ず、市場全体の物件流通量を測る在庫数の変化からです
福岡市南区、大野城市、春日市の現在売却中の物件数を合算すると
合計で 1,132件 となっており、横ばい状況が続いております。
物件在庫の動向 流通量/在庫数 ですが 現在7.16か月の在庫数となっており、在庫が増えている状況です。
月間売却数は 30日で 158件 新着物件数は 196件です。 38件在庫数が増加です。
毎年そうなのですが、8月と12月は物件の動きが悪くなるのが、この月間在庫数で 確認できますが、今年は例年に比べると多少 動きが活発なようです。
土地の価格の動向が 不動産価格の推移のバロメーターとなります。
今回は大野城市の土地の売却状況 春日市の土地の売却状況から 市場の価格の推移を確認します。
大野城市 8月9日現在の物件売却数 70物件
春日市 8月9日現在の物件売却数 66物件
となっています。
驚く内容は 一区画当たりの平均物件価格の推移です。
なんと、一区画当たりの平均物件価格 1,982万円
3年前の1,814万円と比較すると 168万円もアップしています。
しかし・・・・
実は、2月の価格から価格は増えていいないのです・・・
今年の2月の価格は1,977万円 それでも5万円アップですが
つまり、価格が上げ止まっている状況といえます。
実は、新築戸建てや中古住宅、中古マンションの価格の動向も同様に推移しているので、この価格が売却時期の適正を見極める重要なかぎとなります。
ちなみに 価格を上げ過ぎて売却できずに困っている物件も沢山増えてきています。
現在、680物件は 価格の適正が市場価格とそぐわず、売れ残ってしまっている物件です。
市場の全体の約6割を占めます。
その23%の 156件が価格を変更して 再度売却チャレンジしている状況です。
この傾向は4月から続いておりますので、相続や不要などで不動産を売却を検討されている方、物件価格が上昇して売却を検討されている方は、今が絶好のチャンスといえますね。
この様な動向をみると 不動産って市場の価格変動で大きな損や得が生まれる事がよくわかります。
市場相場の価格をしり、適正な売却を行うと最も高い金額で売買できるのに対し、
価格を吊り上げ、売れ残り、価格を下げてさらに長期化して他の物件の引き立て役となり損をしてしまう売却もあります。
やはり、市場の価格を熟知したスペシャリストに根拠を明確に示してもらって売却するのが重要ですね。