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知っ得!買取と仲介の違いとメリットデメリット その2 大野城、春日、太宰府、筑紫野、福岡市

2018.0729

個人の方の不動産の売却方法には大きく分けて2通りの売却方法があります。

  • 売買仲介 (通常不動産売却)
  • 買取(業者買取)

です。

 

⓶買取(業者買取り)

通常査定と言われれば、購入者が買い取る価格を「査定」と呼ばれる為、一括査定サイトとは もっとも高く買い取ってくれる業者を探すサイト と錯覚してしまっている方も多くいらっしゃいます

 

これとは、全く異なり、不動産会社や買取業者と言われる方が、物件を買い取ってくれるサービスが買取とも業者買取ともいわれています。

 

先にデメリットを申し上げますと、業者買取の価格は通常の仲介価格よりも安く取引されるのが通常です。相場の70%が相場です。

 

なぜならば、買取は業者が一旦買取り、そこから手を加えて売却する為、様々な経費や税金がかかる為、その分安く売却することになってしまいます。

 

価格だけを考えると 一件損をする売り方のような気がしますが、デメリットだけではないのです。

 

実は、重要なカギは 不動産の市場の相場をしっかりと理解する事 が重要になるのですが、買取は不動産の相場を知らずに 査定の高い業者に売却依頼をするより、よほどいい場合があるのです。

 

メリット1 売却時期が短く明確

通常の仲介の売却の際、お金が入ってくるのは数か月後なんてことがよくあります。

 

売却の期間と成約してからの決済までの期間が重なると数年かかる場合もあります。

 

土地の売買などでは購入者が住宅ローン等を組みための建築プランの確定が必須となりますので、この期間を得て決済=お金を頂ける状態になるのです。

 

買取の場合は契約から決済まで お金が入ってくる時間が短縮できますし、その日程も明確になるので多変便利です。

 

多少高く売れたとしても 数か月の長い期間お金が入ってこない状況が続きますと、その方が問題や弊害が多い事も事実です。

 

 

メリット2 仲介手数料が不要な場合がある

仲介会社を通じて購入者を探す場合、書類や広告、人件費など経費がかなりかさみます。しっかり仕事をしてくれる業者であればあるほど、手数料は無くてはならない費用となります。しかし、業者買取であれば直接目の前の不動産会社に買ってもらえれば、仲介手数料がかかりません

 

その金額は3000万円の物件であれば100万円前後の費用が掛からないので、この辺は大きなメリットです。

 

 

メリット3 売却後に費用の掛かるトラブルから回避できる

仲介の場合は購入者が個人である為、不動産に何らかの故障や雨漏り等の問題が発生した際の費用負担は売却である売り主が行わなければなりません。その金額がいくらになるかは 誰にもわかりませんが、すべての取引が完了した後に費用を請求されてもそれが適正なのかどうなのか、裁判やトラブルに発展する場合もあるのです。

 

ところが、買取は相手が業者ですのでプロです。日本の法律上はプロと一般の個人の取引の場合は、消費者の方に有利にはたらく仕組みになっているのです。

 

よほど、悪意のトラブルで無い限りは、取引後に費用を請求されるようなトラブルにはなりません。

 

次項 買取と仲介はどっちがいいのか?へ続く

この記事を書いた人

小嶋 奈津美エージェント

小嶋 奈津美 エージェント

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