TOPICS

任売に関する様々な質問にお答え

2018.0714

任意売却をするメリットは?

 

1. 不動産の買主は多少高めで買うことになりますが、「競売」という「傷」のない物件を売買することができます。

2. 抵当権の順位に応じて一定の配当基準により話し合い、一定の配分比率で任意配当表を作り、公平・平等に弁済します。その際、高利の遅延損害金などは減額してもらうこともできます。

3. 後順位の抵当権者にも、一定の配当基準により弁済ができます。そのとき、抵当権抹消のためにいわゆるハンコ料を支払うことになります。

4. 話し合いで解決するため、不動産の占有者(賃借人など)との間に紛争が起きません。

5. 債権者との交渉により、引っ越し代などをもらえることもあります。

 

 

 任意売却した後の残債務(いわゆる無担保債権)はどうなりますか?

 

 無担保で残った債権は、住宅ローン会社または金融機関からサービサーといわれる会社へ譲渡されます。以降、債務者はサービサーと交渉することになりますが、通常、サービサーは無担保債権を残債務の1~2%で買い取るため、債務者は残債務の5%程度の一時金を支払うことで、残債務の処理ができる可能性があります。また、一時金がない場合は、5千円~3万円位の間での分割返済が可能となります。

 

 競売が行われた場合、現在住んでいる住居はどうなりますか?

 

 住んでいる住居は、裁判所の執行官が、鍵屋、運送屋などを同行させて、中の荷物をまとめて持ち出してしまいます。荷物を返してもらう場合は、普通の引越し業者の費用の倍以上も出さなければなりません。また、動産にも競売がかけられていた場合は、当然ながら荷物は返してくれません。動産も売却されてしまうのです。住んでいる者が異議申し立てをしても、無駄なことです。営業している店などの場合も同様で、営業しているからといって裁判所の執行官は待ってくれません。荷物はすべて出され、鍵は交換されます。競売された家屋に再度、鍵を壊して侵入すれば、不法侵入として逮捕されます。

 

 

 4,000万円の借金があり、競売により1,500万円返済しましたが、

 残りの債務はどうなりますか?

 

 もちろん、なくなりません。他に不動産を持っている場合は、その不動産を競売にかけてきます。後に不動産を収得した場合も同様です。完済するまでトコトン追いかけて来ます。連帯保証人がいれば、その方にも残債務の請求がいきます。

 競売で処理されました。そして現在、残った債務の支払いが月々7万円です。

 この支払いも滞納気味ですが、この減額の交渉をお願いできますか?

 これは弁護士の領域の仕事となりますから、弁護士にご相談なさってみてください。任意売却センターではこのような依頼をお引き受けできませんが、必要であれば弁護士を紹介させていただくことは可能です。

 

 

 

 

 

 競売が行われた場合、何らかの費用は住んでいる者に出るか?

 

 非常にデリケートな質問ですが、基本的には一切の費用が出ません!

 

 ただし、貴方に速やかに退去して欲しいとの思いから、好意で10万円位の退去料を出してくれるかもしれませんが、その金額に不満を言うことはできません。そのお金は、あくまでも落札者の「善意」だからです。貴方がそこでダダをこねると、落札者が裁判所へ申し立てをして、裁判所が貴方を強制退去させることになります。任意売却であれば「引っ越し費用」くらいは交渉によって捻出できますが・・・。

 

 

 競売が行われる前に、任意で売却した場合はどうなりますか?

 

 任意売却の場合は、債権者に対しても誠意があるものとみなされて、債権を放棄してくれます。もちろん話し合いによりますが、例えば5,000万円の残債があり、物件を2,500万円で売却したとして、残りの2,500万円は放棄してくれる場合があります。また、これも話し合いによりますが、引越し費用を出してくれることもあります。

 そして、残った債務の支払いにおいても、「競売後」と「任意売却後」とでは大きな違いが生じます。任意売却のほうが断然有利です。

この記事を書いた人

エージェント

エージェント

まずは、18秒査定からスタート!

スタートボタンをクリック!

 

万円

リアルタイムの不動産価格は?


査定スタート!

スタートボタンをクリック!