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不況のあおりで返済が難しく、任売で処理したほうが良い例

2018.0709

 埼玉県在住の52歳の方のケース。

 

 池袋から私鉄で30分程の閑静な住宅街にお住まいです。平成8年に土地40坪と建物32坪の一戸建 てを4,500万円で購入。準大手の工場勤務で、当時の年収は680万円。購入時の頭金は800万円で、年間返済額は当初の5年間が160万円、6年目以降が250万円。子供はお嬢さんが2人で、いずれも結婚し独立しています。 

 

 ところが、50歳を過ぎると不況のあおりで年収は720万円から620万円になり、52歳の現在は550万円になってしまいました。

 

 年間の返済額は、手取り収入額の60%以上です。まじめなこの方は、生活を切り詰めて返済を続けましたが、1月のボーナス返済45万円が支払えずに延滞。銀行の担当者に自宅まで来られ、生命保険を解約し、返済に充てて何とかやりくりをしてきま した。

 

 6月に次のボーナス返済ができないと判断し、自宅を売却したいとのことで相談があり、いろいろなアドバイスを差し上げたのですが、こちらの話には耳を傾けず、結局は家賃10万円のアパートに引っ越してしまいました。ご自分の思った方向へのアドバイスしか受け付けないタイプの方だったようです。

 

 彼の計画では60歳まで返済を続け、退職金で住宅ローンの残金を返済し、老後は年金でのんびりと暮らす予定でした。この不況により、退職金も半分以下になることがわかり、将来の計画は諦めてしまったようです。

 

 このような方も最近は多いのではないでしょうか。がんばって頭金を貯め、物件を購入した貴方も、「まじめに働いてきたのに昇給はしない、ボーナスは半分になってしまった」「俺は悪くないのに!」など、この埼玉の方と同じように考えているかもしれません。

 

 しかし、返済は待ってくれません。これが自動車のローンのように60回払いなどであれば、何とかなるかもしれません。ところが、住宅ローンは数十年後の契約期間満了まで、300回、400回など延々と続くのです。やりくりするにはどうにもならない回数です。

 

 貴方もお一人で悩まず、任意売却センターへお電話をください。解決の糸口がみつかるかもしれません。

この記事を書いた人

春木 秀史エージェント

春木 秀史 エージェント

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