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転職による収入減で住宅ローンが破綻し、任意売却を行った例

2018.0708

 〔お客様からのお便りより〕

 

 私は、平成11年に4,500万円の新築マンションを、頭金500万円で購入しました。月々の返済金額は元利均等返済で約18万円でした。仕事は米国系のネット証券関連プログラムを構築・販売する会社でした。私がマンションを購入した年の前後は、その業界は非常に活況があり、順風満帆でいくかにみえました。住宅ローンでトラブルところか、繰り上げ返済すら全然問題ないと考えていた矢先です。

 

 日本支社を閉鎖して上海へ会社機能を移転することになってしまいました。この会社での年収は約800万円あったのですが、この水準での再就職は不可能なことを知りました。やっとの思いで得た新しい職の年収は約500万円でした。

 

 当然ながら年を重ねるごとに返済は苦しくなる一方でした。返済が苦しくなってくると消費者金融に駆け込み、何とか返済のうえでの事故にはならなかったのです。持ち家があり、年収も500万円ありましたので、どの消費者金融でも50万円は貸してくれました。消費者金融で借りたお金はボーナスで返済していましたが、再就職先の会社も業績悪化のために、給料の減額、そしてボーナスの一部カットをしてきました。そのボーナスも、最終的には子供のお年玉程度にまで減額されてしまいました。自分たちの生活コストを下げるために車も売り、お酒・タバコ・ゴルフなどお金のかかる趣味はすべてやめました。

 

 しかし、それと同時に、その頃から住宅ローンの延滞が始まったのです。しばらくして、住宅ローンを借りている銀行に行き事情を話しました。「すべての借り入れ状況を教えて欲しい」というのでありのままを説明しました。私の説明を聞いていた担当の銀行員の顔が、明らかに険しくなったのをはっきりと記憶しています。「どうしてもっと早く相談しなかったのですか」と我が事のように心配してくれましたが、「もう打つ手はありません!」と言われてしまいました。消費者金融の催促の厳しさを振り返り、なぜ初めから銀行に相談しなかったのかが悔やまれました。

 

 銀行から帰宅して、半ばやけくそでインターネットの情報収集をしていて、ここ「不動産の任意売却センター」のページを見つけ、相談をしました。電話を入れた翌日には担当の方が会いに来てくださいました。そして、自宅を任意売却で処分していただきました。 

 

 任意売却後に残った債務の交渉で、債権者と月々1万円の返済で折り合いを付けていただき助かりました。 

 

 今は、電話に怯えることもなくなり、妻そして子供達とそれなりの生活を送れるようになりました。妻と子供の笑い声も出るようになりました。

この記事を書いた人

瀬戸口 祐樹エージェント

瀬戸口 祐樹 エージェント

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