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インスペクションの義務化に関して

2018.0616

不動産の売却において4月で大きく変わったものがあります。
今回はその内容をお知らせいたします。

それは、「インスペクションの告知・説明等の義務化」です。

この狙いとしては、売りたい方も買いたい方も中古住宅を今までより安心して売却・購入ができるようにするためなのですが、そもそも「インスペクション」とは?という方も多いですよね。

「インスペクション」とは
「住宅診断・住宅検査」とも言われ、一般的に住宅に精通したインスペクター(住宅検査士)・住宅診断士等が、第三者的かつ専門的な立場から、住宅の劣化状況、不具合の有無を見きわめ、アドバイスを行う専門業務です。医療で言えば、「健康診断」に該当します。
そもそも売買物件は、新築やリフォーム済などの業者さんが売られている物件でない限り、現状(そのままの状態)でのお引渡しとなります。

そんな中では、
「もし、建物の傾きやシロアリ被害などの不具合に気づかずにお家を購入してしまったら…」
「上記のような不具合に気づかずにお家を売却してしまったら…」
考えるだけで不安ですよね…。

そこで、この「インスペクション」を、例えば契約をする前に実施し、予めこの不安をとり除くことができれば、一転安心な取引に変わりますよね。

ですが、この3月までは「インスペクション」の説明は義務ではなくお客様への提案は各不動産会社に任せられていました。つまり、「聞いてない!」「知らなかった!」という方も多かったのです。それが、4月からお客様(売りたい方・買いたい方双方)への説明等が義務化され、みなさまがより安心して中古住宅を取引できる仕組みがようやく整いました。

ちなみに不動産精密査定を運営する弊社では、この取組を7年前より行っており、売主様・買主様のトラブル防止に努めています。
「インスペクション」を行うメリットとして

売りたい方にとっては
□お家の状態を明らかにして、買主様へ情報提供ができる
□売った後の、建物の不具合に関して買主様とのトラブルを未然に防ぐことができる

また、買いたい方にとっては
□お家に問題がないか、専門家がチェックすることで安心して購入・居住することができる
□安心して住むために「いつ頃」「どこに」「どのくらい」のお金をかけてメンテナンスすれば良いか見通しを立てることができる
など様々あります。

「中古だから…」「築年数が古いから…」と初めから敬遠してしまうのではなくさまざまな方法や見方がありますので、それを知ったうえでベストを選択していくことが賢い方法ですね。
もちろん、これはおひとりでは難しいと思いますのでプロとしての知識は私共にお任せください。
一緒にハードルを乗り越えていきましょう。

 

この記事を書いた人

小嶋 奈津美エージェント

小嶋 奈津美 エージェント

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