不要な不動産 実は無価値でも 放棄できない!?
売 2018.0602近年、空き家や不要不動産増加する中、不動産を売却しても、価格がマイナスになってしまう事例が多発しております。
これは、一部の地方の問題ではなく、需要の高い、人口の多い都市に置いても起こっている現象です。
不動産を所有し続ける為に必要な 維持費
所有者には 固定資産税が課せられます。しかし、建物が建っていれば 1/6に減免されるため、利用しいない建物を現存させて、所有する方が多いのです。
しかし、その建物は 無価値を通り超し、解体費を必要とする マイナスの資産となります。
昨今は解体費が年々上昇傾向にあり、解体費も1件当たり 70万円~200万円など、建物の状況にもよりますが、数百万の費用が掛かります。
ところが、この解体費よりも 取引価格が安いのが 負債となり不動産です。
シャレでいれば 「負動産」なんていえます。
こうなると、これ以上厄介なものは無い、気が付くのが遅かった・・・
自分の不動産の価値を知らなかっただけでは済まされません。
不動産の精密査定を実施していれば良かったです。
ところで、この不動産はどうなるかと言いますと
よくあるのが
「行政に無料で差し上げます!」とおっしゃる方が大変多いのです。
しかし、現在、行政にはその様な窓口はありません。
つまり、もらってくれないのです・・・・
こうなる前に、現在の不動産資産を一度見直す いい機会かもしれませんね。