悲観的?楽観的? 最善の売却時期について考える
売 2018.0601大野城市、春日市、太宰府市、筑紫野市の不動産の最善の売却時期について考えます。
マンションを売却する、土地を売却する、戸建てを売却する いずれにしても 不動産を売却するという事は
「その地域の不動産を購入するのは誰か!?」
という事を考えねばなりません。
当然ですが、大野城市、春日市、太宰府市、筑紫野市の居住する人が圧倒的多数でしょう!
だとすると
居住する人の動きの将来の予測 が最も重要になります。
「2033年に2150万戸へ増加--空き家率は30.2%に上昇」
news.mynavi.jp
というニュースがあります。
現在の3倍以上の 空き家が増えるという事になります。
そんなに遠くない未来に空き家が 住宅の1/3の割り合いを占めるのです。
恐ろしい気もしますが・・・・
理由は人口減少です。
という事は?
大野城市、春日市、太宰府市、筑紫野市の人口も減るのか?
という問題は 不動産を資産を考えるか 負債となるか 大きな影響を受けます。
国立社会保障・人口問題研究所の『日本の地域別将来推計人口(平成30(2018)年3月推計)』のデータを使用して、2045年の 福岡県 の市町村の人口ランキングによると
以下のような結果となります。
大野城市 2045年推移人口 106,289人 2015年人口 99,525 増加6,764人
となります。
やった!増えている! この統計かなり数字が具体的になっていますね。
次に春日市
春日市 2045年推移人口107,510人 2015年人口110,743人 減少3,233人
残念! 減っています。しかし、その差はわずか3%となります。
全国の人口減少から比較すると むしろいいほうでしょう!
さらに 太宰府市
太宰府市 2045年推移人口 70,655人 2015年人口 72,168人 減少1,513人
これもわずかに2%の減少です。これはむしろ 「減少するが まだ許容範囲」と言えるでしょう!
そして、筑紫野市
筑紫野市 2045年推移人口 93,502人 2015年人口 101,081人 減少7579人
なんと7%もの人口が減ってしまいます。
この4つの市の中で もっとも減少が大きいです。
こう考えると 人口減少による空き家の増加は現在の3倍となり 供給量が一気に増え続けます。また、人口は残念ながら 減少となりますので、今回のコンセプトの
「その地域の不動産を購入するのは誰か!?」
大野城市を除いては、春日市、太宰府市、筑紫野市の居住する人は減少するという事になります。
現在、大野城市は在庫数が激減 年間300物件程しか取引されていません。
その結果、価格が上昇するも 2018年5月現在では 価格は上げ止まっています。
そう考えると、不動産の売却のタイミングは今かもしれません。
まずは、取引事例の査定ではなく、適正な不動産の価格 市場競合分析法による 「不動産精密査定」のカンタン査定を実行してみてください。
きっと何かのヒントが得られると思います。