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住み替えについて(前編)

2018.0514

さて、早速ですが今回は「お住み替え(買い替え)」についてお送りさせていただきます。

まず、このお住み替えに関して皆様より多くお寄せいただく疑問として
「売却」と「購入」を同時に進めることは可能か?というものがありますので、以下でそれぞれの手順などを確認しながらご説明させていただきますね。

<売却も購入もかなりの手間がかかる!>
お住み替えでは、売却と購入の両方の手順を踏むことになります。それぞれどのようなプロセスがあるのか簡単に示すと、以下のとおりです。

【売却】
(1)複数の不動産会社にご自宅を査定してもらう
(2)売却を依頼する不動産会社を決め、媒介契約を結ぶ(売却を依頼する契約)
(3)査定価格を参考に売り出し価格を決め、売りに出す
(4)購入検討者にご自宅を内覧(内見)してもらう
(5)問い合わせが無い、内覧が5件以上あっても購入検討者から申込等が無いなど反応が思わしくなければ必要に応じて価格などを見直す
(6)購入希望者が現れたら価格や引き渡し時期を交渉する
(7)交渉がまとまったら売買契約を交わす
(8)買主から購入代金を受け取り、登記手続きをして物件を引き渡す

【購入】
(1)お家探しを共に行うパートナーの不動産会社を探す(選ぶ)
(2)金融機関に住宅ローンの事前審査を申し込む
(3)物件情報のなかから希望に合う住宅を探す
(4)購入したい物件が見つかったら購入を申し込み、仲介物件の場合は不動産会社と媒介契約を結ぶ(購入を依頼する契約)
(5)売主と価格や引き渡し時期などの条件を交渉する
(6)交渉がまとまったら売買契約を交わす
(7)金融機関に住宅ローンの本審査を申し込む
(8)金融機関の審査が通ったら住宅ローン契約(金銭消費貸借契約)を結ぶ
(9)金融機関から住宅ローンの融資を受けて売主に購入代金を支払い、物件の引き渡しを受けて登記手続きをする

<結論:売却と購入の同時進行は難しい>
「売却」と「購入」を同時並行的に進めることができれば効率がいいと思われるかもしれませんが、結論から言うとタイミングを合わせるのは難しいのが現状です。また、タイミングだけでなくどちらも上記のように手間のかかる内容ですので、両方をいっぺんに進めるのは物理的にもたいへんな部分もあります。
そのため、お住み替えでは「売却」と「購入」のどちらかを先に進めるケースが一般的です。売却が先の場合を「売り先行」、購入が先の場合を「買い先行」などと呼んで区別することが多いです。


 

この記事を書いた人

福島 秀尊エージェント

福島 秀尊 エージェント

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