売却を検討中の方への意識調査について
売 2018.0316野村不動産アーバンネット(株)の不動産情報サイト「ノムコム」の会員を対象にした「第14回 住宅購入に関する意識調査」(有効回答数1,555名 うち売却意向のある者345名 2018年1月12日(金)~1月18日(木)実施)では「不動産の売り時感」を聞いたところ下記のような結果となりました。
「売り時だと思う どちらかと言えば売り時だと思う」の回答が77.1%(前回比1.3ポイント増)
その理由については
「不動産価格が上がったから」57.5%(同9.8ポイント増)
これは前回最も回答が多かった
「今なら好条件での売却が期待できるから」48.1%(同3.3ポイント減)
を上回りました。
このように、皆様「価格」を指針にして売り時を判断されています。しかし反対に購入希望者の方の動向は「買い時だと思わない」という方がここ数年で増えています。
価格の上昇は売りたい方にとっては朗報ですが、逆の立場から見ると買い控えとなってしまい、結果的に価格を下げなければ売れない状況になることでもあるのです。
「不動産の相場が上がっているから売りましょう」と、価格の上昇を理由に営業マンから売却を勧められたことがあると思います。しかし、ライバル(他の売却希望者)も同じように考えています。市場の動向とライバルの動きによって「売り出し価格」や「結果」は大きく変わってきます。
売却の際は「価格」だけではなく、様々な要因を加味する必要があります。